商品先物取引で堅実に利益を獲得する近道は、相場を予測することです。といっても、相場は様々な要因が絡み合って変動しますので、的確な予測はプロのトレーダーでも不可能です。しかし、3ヵ月、半年程度の変動なら個人投資家でもある程度の予測はできます。その予測法が「テクニカル分析」です。これは、市場価格など過去のデータ分析から相場を予測する方法です。代表的なテクニカル分析には次のものがあります。1.上がりと下がりの限界指数で予測するRSI法。RSI(Relative Strengh Index)法はアメリカのJ.W.ワイルダー氏が考案した予測法です。「相対力指数」とも呼ばれています。チャートがわかりやすく、計算も簡単なところから、商品先物取引の予測法として投資家に広く利用されています。「商品先物は相場が下がったら買う、上がったら売る」という極めて単純な理論に基づき考案されているのが特徴です。つまり、相場は一方的に上がり続けるものでも、一方的に下がり続けるものでもなく、上がり下がりを繰り返しながら変動しているという、相場の性質に基づいて考案されています。そこでRSI法は、上がり下がりの繰り返しの中で、下がりの限界と上がりの限界から相場を予測しようというものです。具体的には上がり下がりの限界を0から100までの指数で表します。そして相場の下がりが30を下回ると下落の反騰が、上がりが70を上回ると上昇の反落が起きると予測し、売買のタイミングを判断します。2.相場の周期を予測する移動平均線法。移動平均線法もチャートがわかりやすく、計算も簡単なところから投資家に広く利用されている予測法です。日々の細かな相場変動をなめらかな曲線で示すことにより、相場の大きな流れを掴めるのが特徴です。商品先物取引の相場には上昇期、下降期、保合(もちあい)期の3つの周期があります。移動平均線法は曲線で示されるチャートにより、現在の相場がどの周期に入っているのかを掴み、上昇期なら買い、下降期なら売りと判断します。3.DMI法。DMI(Directional Movement Index)法もJ.W.ワイルダー氏が考案した予測法です。一定期間内の値幅に対して一方向への動きが占める割合を算出し、それによって現在の相場が上昇期、下降期、保合期のどの周期に入っているのかを分析する予測法です。DMIでは方向性指数を示す「+DI」「-DI」「ADX」の3本の折れ線がチャートに描かれます。+DIは相場上昇の勢いを示し、-DIは下落の勢いを示します。ADXは相場の勢いの強さを示します。+DIの折れ線が-DIより上にある時は相場上昇の勢いが強く、+DIの折れ線が-DIより下にある時は下落の勢いが強いことになります。また、+DIとADXが揃って上昇している時は相場が上昇傾向にあり、その勢いも強いという意味になり、+DIが上昇してもADXが伸び悩んでいる時は、相場は上昇傾向にあるがその勢いは弱いという意味になります。逆に-DXとADXが揃って下落している時は相場が下落傾向にあり、かつその勢いも強いという意味になります。そしてADXの値が低い場合は相場に大きな動きがない保合期を示しています。このように、DMIでは3本の折れ線の位置関係から売買のタイミングを判断するようになっています。このほか、MACD(Moving Average Convergence Divergence)法、ストキャスティクス法も広く利用されています。これらの予測法は取引会社の人気セミナーになっています。テクニカル分析による商品先物取引の相場予測は、知的ゲームに近いおもしろさがあります。ゲーム感覚で相場予測が楽しめるのも、商品先物取引の隠れた魅力といえます。資産運用方法としてFXをお勧めするのには、いくつかの理由があります。ここでは、特にお伝えしたい「2つの理由」について掲載します。@メリットが圧倒的に多い。FXは、他の金融商品と比較すると、圧倒的に多くのメリットが存在します。以下が、代表的なメリットとなります。【FXのメリット】●小額から参加できる●外貨預金などに比べ手数料が安い●24時間取引可能●株式のように銘柄が多くないため、勉強・研究に比較的時間がかからない●「レバレッジ」の利用により、元手よりも多くの額が扱える●円高だろうと円安だろうと、運用の仕方によってどの局面でも利益を得ることができる●世界最大の金融市場のため、不正が発生しにくい●世界中に参加者がいるので、取引が成立しやすい。このように、FX取引は他では類を見ないほどのメリットに恵まれています。細かく挙げればキリがないので避けますが、この他にも様々なメリットが存在します。しかし、メリットだけではありません。もちろん、デメリットも存在します。まずは「リスク」。FXに限ったことではありませんが、やはり取引である以上、どうしても元本割れのリスクは付きまといます。必ずしも資産を増やせるわけではないのです。あと、FX業者選びにも注意する必要があります。FX業者の中には、顧客の利益を考えない業者や、経営状態の良くない業者も存在しますので。A日本円だけで資産を持つことの危険。FX投資をお勧めするもう一つの理由として、「日本円でしか資産を持っていないということは、実は危険なこと」ということが挙げられます。「円」というのは、日本という国家が信用を与えて発行した紙のこと。信用を与えた大元である「日本」の信用が落ちれば、当然「円」という通貨も弱くなります。2008年の例で言いますと、アフリカの一国である「ジンバブエ」の件が有名。経済不安からどんどん通貨の価値が落ち、「1回の食事代が600万ドル」というような状況になってしまいました。つまり、頑張って1,000万ドルのお金を貯めた人でも、一気にその貯金の価値を失うことになってしまったのです。 ジンバブエは極端な例ですが、他にもアルゼンチンなどで似たような状況が起こっています。日本も、いつこういった事態に陥るかはわかりません。リスクを嫌う日本人なのに、なぜかほとんどの人が「円」という通貨に一点賭けしているのが今の現状なのです。理由として、資産を守るための知識は学校では教えてもらえないから、ということが考えられます。こうした知識は、自ら危機を感じ、自ら勉強して得ていくしかありません。あとは、「金利面でも外貨を持つことは有効」ということが言えます。最近でこそ少し復活してきましたが、それでも経済の安定している諸外国と比べると日本の銀行金利はまだまだ低い状態。金利の高い他国の通貨を保有した方が、特になる場合が多いのです。外国為替リスクがあるので、単純に金利が高い国の通貨を持てばよいというわけではありませんが、為替リスクを軽減する運用方法も存在します。これらのことから、 「将来のために資産に対する知識・感覚を身につけておきたい」・「資産を眠らせておくだけでなく、有効に運用したい」・「経済的に苦しいので資産を増やしたい」とお考えの方は、一度FXに目を向けてみてはいかがでしょうか?元本割れのリスクがあるため、「FXは絶対にやるべき」などということはありませんが、先々のことを考えて何らかの資産運用を行なうつもりならば、FXを選択するのも一つの手です。円高とは。その名の通り、円の価値が上がることです。例えば、「1ドル=100円」という相場だった時に、「1ドル=99円」「1ドル=98円」というように、円の方が減っていけば「円高」という状態にあるということになります。ここを勘違いしてしまう人が多いので、もう少し詳しく解説します。「1ドル=100円」ということは、1ドルに対し、1円が100個ないと対等とはならないことを意味します。つまり、円の方がドルに比べて弱いのです。これが、99個で対等、98個で対等、となっていくわけですから、円の方が減っていけば徐々に円が強くなってきている、ということになります。もっとわかりやすく置き換えると、、、例えば、1人の格闘家と100人の子供が戦った時に互角だったとします。この時に、子供の数が90人でも互角に戦えるようになったとしたら、子供一人一人の力が強くなったということになりますよね?格闘家がドル、子供が円、と置き換えれば、理解しやすいと思います。ちなみに、「1ドル=100円」から円高になっていくと、同時にドルの価値は下がっていることになるため、こういう状態を「ドル安」といいます。両方の状況から、まとめて「円高ドル安」とも呼ばれます。そして、円安とは。これもその名の通り、円の価値が下がることを指します。「1ドル=100円」だった相場が、「1ドル=101円」「1ドル=102円」というように、円の方が増えていけば「円安」という状態にあります。これも円高の時と同じ要領で、1ドルに対し、1円が100個あれば対等だったところが、101個で対等、102個で対等、と円の価値が徐々に下がっているため、円安と呼ばれます。また、こういう状況を「円安ドル高」とも呼びます。